2019年11月20日水曜日

11月17日(日)ふれあい運動会報告

1117日、夏島都市緑地ドッグランにて、「第4回ふれあい運動会」を開催しました。

毎年運動会をドッグランにて企画してきましたが、4回目にして初めてとても良い天気と大勢の方に集まっていただき、3種目、飼い主さんもWANちゃんも、走りました!

今回は、いつも色々な横須賀市のイベントで、とても素敵な写真を撮ってくださる増田さんをお招きし、運動会の様子の写真を撮っていただくことができました。

この場をお借りして、心からお礼を申し上げます。

今回第1種目目は「借り物競争」・・・WANちゃんよりも飼い主さんの方が真剣になって走る様子が見られました。借り物種目に「ガラケー」があったのですが、残念ながら皆さん「スマホ」だったようで、平等性を取るため、「ガラケー」をひいてしまった飼い主さんには、もう一度走っていただくこととなりました。お疲れさまでした。

2種目目は「誘惑の小路」・・・WANちゃんをスタートラインに待たせて、ゴール地点で飼い主さんに呼んでもらいます。単なる「呼び戻し」では面白くないため、WANちゃんが走る道に、「フード」「おもちゃ」を置きます。「いかに誘惑に負けずに飼い主さんのところへ行かれるか?」という競技でした。この競技には色々な要素が含まれています。「誘惑のものより飼い主さんが一番!」となるためにはどうしたらよいのでしょう?中休みを挟んでいるときに、代表が「トレーニングは決して堅苦しいものではないのです。ゲーム感覚で、遊びを通して犬に教えてあげる事。犬は飼い主さんに認めてもらえることが一番です」と言っていましたね。ドッグランの利用法はもちろん犬同士、飼い主さんのコミュニケーションの場でもありますが、広い敷地でノーリードが許される場所…トレーニングには絶好の場所でもあるのです。「仲良しの犬と遊んでいるときに呼び戻す」これも良いトレーニング法なのです。ただしこれは、室内でのトレーニングを行い、範囲を広げていってから試してみてください。

第3種目目は「いつも一緒!」・・・飼い主さんとWANちゃんがノーリードで目標を目指してノーリードで走る種目でした。何匹かで走りますが、「飼い主さんにしっかりついてくる」ことを目的とした競技です。

各種目での優勝者は、この運動会主催の「CSY.DeNA共同事業体」より、「DeNA選手のサインボール、タオル」をお渡しし、参加賞としては同じく共同事業体より、「ひんやりスカーフ」、そしてBOWWANボランテイアからは「ウンチ袋」でした。

皆さん楽しんでいただけたでしょうか?来年もお楽しみに!お疲れさまでした。増田さんの撮影した写真は、次のところに掲載しています。

 

11月16日(土)衣笠小学校防災訓練での活動報告

1116日に衣笠小学校防災訓練に参加してきました。

この日はとても良い天気で、暑いくらいの気候でした。

衣笠小学校防災訓練時の依頼は「15分で3グループにペットと同行避難の話をお願いします」でした。

3グループへのお話しはそれぞれ異なる方向からお伝えしましたが、すべてに共通する内容は「飼い主さんたちの中で自分たちはどうしたいのか?を話し合い、避難所運営委員の方々も、一般の住民の方も納得するような避難所づくりを行うことが必要であること。すべての方が情報共有をすること。」でした。「ペットの苦手な方、アレルギーの方の方のために、同室同行避難は避ける事」「日ごろからのかかわり方が重要であること」「ケージは飼い主さんが用意をすること」など15分という短い時間の中で、早口でお伝えしました。ペットを飼育していない方も一緒に公聴していましたが、これも重要なのです。実際にボランテイアのペットを展示し、「このような形で管理することが望ましい」とお伝えすることで、「避難所へのペットの受け入れの窓口を広げる事」となるのです。皆様お疲れさまでした。

2019年11月14日木曜日

活動予定変更のお知らせ。

11月17日の動物愛護センター開放DAYは中止となりました。
同時開催のドッグラン運動会は予定通り行われますので、参加お待ちしています。

参加される方は、ワンちゃんの鑑札・狂犬病接種済票を忘れずにお持ちください❗️
セットでお持ちいただけないと、参加できませんので、ご了承ください。

11月10日湘南鷹取合同防災訓練に参加





前日9日(土)は三浦市、そして10日(日)は横須賀市の合同防災訓練へ参加しました。前日とはうって変わっての穏やかで暖かな日でした。

湘南鷹取は我がBOWWANボランテイアの地元でもあります。14年前に代表渡辺が新潟中越地震の時、看護師として、そして動物取扱業として活動を行い、この時に「ペットと同行避難の必要性」を痛感、それ以降、毎回毎年「同行避難」に関してのお話を継続してきたのです。14年の間に何度も色々な災害が起きました。その度に代表は活動を行い、被災地の方の相談にのり活動を行ってきました。そのノウハウを生かし、毎年お話しするときは方向性を変えてお伝えしてきたのですが、なかなか浸透しない。湘南鷹取は横須賀市の中でもいち早く、「ペットと同行避難参加型」も取ってきましたが、これも参加者数が増えず。ボランテイアも非常に困っていましたが、今年防災委員の方々が今迄の苦労に理解を示してくださり、「自分たちの住んでいる街のペット飼育数、同行避難に関する意見」のアンケート調査を行い、今現状の避難数の予測、また住民がどのようにとらえているのかを明確にすることができ、そして何よりもうれしかったのが、初めて室内にてパワーポイントを使用し、(毎回外で、通る方にお話しする程度でした)75分という時間をいただくことができたのです。しかし、始まるまでは「そんなに関心は無いのだろうなあ」「人は集まらないのでは」などと心配していました。実際は20分遅れで開始となりました。用意した椅子が足りなくなるほど教室に住民の方が集まり始め、何と63名の方が教室いっぱいに聞きに来てくださいました。代表はその光景を見て涙が出てきました。ここまで来るまでには、本当にいろいろな壁があったのです。今回のお話もほんの入り口の入り口のお話を20分削減によって超省略して、概要をお伝えしただけにとどまりましたが、一番強調してお伝えしたことは「今回のアンケート調査で、飼育者よりも飼育していない方からの意見が非常に多かった。もちろん同行避難は絶対反対!という方もいらっしゃったが、ほとんどの意見の中で同行避難をするべきである。と考えていらっしゃる方が多かった。数年前よりペットに関する意識が変わってきたのではないだろうか。しかしながら、災害時には人間が優先であることを忘れてはならない。飼い主の命が守られて、初めてペットの避難ができるのだ。避難所運営の方々や、行政に頼るのではなく、自分たちはどうしていきたいのか?それに関しての話し合う機会を持ち、情報の共有をペット飼育していない方にもすること。皆が納得する避難所運営をしなければならないのだ」と。

実質55分の中で、講話は40分で終了させ、後の10分は外での防災用品の展示、質疑応答、豆知識をお伝えすることを行いました。

訓練前に行ったアンケートには、今後「ペットとのコミュニテイー」を発足させる目的もあり、任意で名前住所など記入する所を設けた所、100人以上の方に賛同していただけた。これはペットを飼育していない方も含まれている。14年経過し、やっと1歩前に踏み出せたのです。やっとです。これから定期的に「災害時における勉強会」「ペット飼育相談」「運営をどうしていったらよいか」などなど話し合いの場を皆さんで考え、より良い避難所運営ができることを切に祈っています。

今回ご協力いただいた、委員の方々、心より感謝申し上げます。

 

 

今年初めての防災訓練

11月9日(土)三浦市総合防災訓練に参加しました。

10月は台風、大雨など依頼されていた防災訓練はことごとく中止となり、三浦市の防災訓練が今年最初の参加となりました。

晴天という天気予報とはうって変わって、風と寒さの中での訓練でした。三浦市での防災訓練に我がボランテイアが参加した最後は今から3年前でした。

3年の間、「ペットと同行避難」に関して心配していた市でもありました。今回台風19号の時もペット飼育者より、多くの相談が担当課に寄せられたとお聞きしました。

今回は、50分という時間をいただき、外でしたが掲示板を使用し、住民の方へお伝えしました。50分をいただきましたが、かなり省略型でのお話しとなりました。色々お伝えしたい事はありますが、今回はこの防災訓練前に起きた風水害の被害状況、ペット受け入れの是非などを網羅して、「今飼い主さんは何を行わなければならないか?」ということを重点的にお伝えしました。「人任せにしない」「自分たちのペットは自分たちで守る。」「どうしたらよいかを避難所に集まる飼育者としっかりと取り決め、情報を共有する」「ルールは避難所運営の方とはなしあい、皆が納得するルールを決める事。」などお伝えしました。お話ししている間、次から次へと住民の方が増え、寒さ対策でテントの中でお話ししていましたが、テントに入りきれないほどとなりました。住民の方が話をもちかえり、知り合いの方々と話し合っていただけることを切に祈り、終了しました。