11月16日(日)大楠小学校にて「ペット同行避難訓練実践」を行いました。
この計画は半年以上前より行われて、念には念を入れてミーテイングを開き
当日を迎えたのです。
ボランテイアが関わるのは2回目ですが、今回の大楠小学校での訓練は以前とは異なり、
大楠小学校避難所として「ペット管理」の場所を設定(確定)とし、実際に被災した状況を想定して、ペット関係者ではなく避難所運営委員、防災委員も一緒に「ペット飼育、管理場所」の準備設置を行ったのです。
ここに到達するまでには防災委員、避難所運営委員の方の理解を得なければできないことなのです。
それを着実に進め、この日を迎えました。この避難所は「横須賀市モデル避難所」となります。
午前中は人の防災訓練が実施。その時にペットを管理するためのテント設営、受付の設置などが委員さんの中で行われました。
「どこに何があるのか?」「どうやったら組み立てられるのか?」
皆さんに体験してもらいました。これが大事なのです。
「責任者に任せればいいや」ではなく、だれもが分かるようにしておくことが大事なのです。
13:30~15:30までが「ペットと同行避難実施訓練」でした。
実際に犬や猫を連れて来て、クレート、ケージ内に入れ、私が2時間話している間自分たちのペットの様子を知ること。これも今回の目的の一つとなります。
このような体験を行うことで、次の課題が各々見えてくるのです。これが大事!
受付を行い、それぞれが用意したクレート内へ入れ、上から布をかけます。
キャリーバッグやソフトのケースで参加されていました。
多くのペット受け入れとなるため、積み重ねのできるハードの物を用意するようお伝えしました。「こんなもの持って来れない」⇒「はいその通りです」なのでこれについても今後の課題としてお話させていただきました。事前登録よりはるかに参加人数を超え、用意していた椅子を増やし約職員を含めて60名近くの方が参加されました。途中「横須賀市動物愛護センター」の職員の話があり、これは「災害用スターターキット」に関してでした。
今回この場所はすでに設定されているため、職員の方の話の後に補足として設定されている場合のキットの使用法、またまだ設定されていない方々のための使用法をお話しました。
今回の話の要点は「それぞれの避難の方法でのリスク」「飼い主の義務と責任」についてでした。クレートに入り、いつもと違う様子に吠える犬もいましたが、最後には静かに過ごすことができていました。これも飼い主さんが知ることとなるのです。ここから「では次回までにどうしたらよいのか?」これが大事なのです。また苦手な方、飼育していない方、アレルギーのある方にも実際に見学することで納得していただく。これによって少しは避難所での受け入れの間口を広げることができるのです。もちろん日ごろから飼育者は管理をしっかりすること。ルールを守ること。ここでも避難所受け入れ、協力に対しての是非が分かれるのです。
お礼を一言。
皆さんからの募金。我ボランティアは全て無償で行ってきました。印刷や,掲示板,物品類は全てボランティア会費(年間2000円),足が出れば全て代表が持ち出して運営しています。
このところボランティアスタッフ3人でやりくりしており,資金が逼迫し、昨年より募金をお願いすることになりました。今回皆様の善意のお気持ち,今までの最高額となりました。
¥10060
ペット防災カレンダー代(¥7700)に充てさせていただきます。
ありがとうございました😉
最後に質疑応答を受け無事に1日がかりの訓練は終了しました。
今年最大のイベントでした。
関係者の皆様、お疲れさまでした。











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