6月18日(火)、横須賀市坂本町町内会館にて、坂本防火、防災クラブ主催
「大切な家族を守るには」というテーマでお話させていただきました。
本来は2月に行うはずでしたが、2月は大雪警報のため延期となり、そしてこの日はこの日に限って「大雨」と言う何とも言えない天気となりましたが、今回は開催することができました。
防災クラブ13名、町内会長3名、一般3名。誰も欠席せず全員参加という、素晴らしい会となりました。本当にありがとうございました。
今回は能登半島地震での支援活動も含めて2時間はあっという間でした。今回はペットのことに関してもお話ししましたが、人間のことも含めてお話させていただきました。
これは「飼い主とペット」、「人とペットと避難所」を考える上にとても大切なことなのです。ペットだけの避難を重要視することはペットの受け入れ、ペットと同行避難を行うにあたってマイナス因子を作ることをペット飼育者の方に理解をしていただきたいのです。
参加した方からの質問「何故こんなに災害が多い日本なのにペットのことが進まないのか?」
「台湾などの地震の時はすぐに対処できたことが何故日本はできないのだろう」
私は「日本が平和すぎるからです。自分たちには何も起きない、誰かが助けてくれると思っているから」とお答えしました。
今回の能登半島地震も同じです。2007年に起きた能登半島地震。あれから17年、何か変わったことはあったのでしょうか?唯一石川県獣医師会が早くに行動に出たことでしょうか。
17年前の災害を踏まえて何故、同行避難ができなかったのでしょうか?
今回そのことに関してもお話させていただきました。
「ペットのことに関して誰に聞いたらよいのかわからなかった」
「どうして行くことが良いのか?」など不安を抱えたまま、なかなか前に進めなかったとのこと。
今回の話を聞いて不安が払しょくされたといいう意見が出ました。
今回参加してくださった皆さんは防災意識がとても高く、質疑応答などを聞いていても皆さんの防災に関する熱意を痛感しました。昔から頑張っていて今に至り、地道にやっていることは本当に強いものだと思います。私もこの話を初めて19年が経過します。
目立ったパフォーマンスはありません。ただただ思うことは「誰一人、自分が経験した被災地活動で見てきた悲しみを経験させないこと」なのです。
「ペットは家族」であるならば真剣に考えてみませんか?
横須賀市は色々な部分でまだまだ進まなくては、改善しなくてはいけないことがあります。まずは自分たちの身の回りの防災をしっかりと自分たちの地域で作り上げなければならないのです。
「誰かに頼めば」「誰かに預ければ」「誰かがやってくれることに便乗すれば」
自分たちで行わなければ何も始まらないのです。いつも投稿していること。
「今回の話は本題のずっとずっと手前のことなのです」これさえも進んでいない現実を
真剣に考えましょう!私は全面的に応援します。決して格好の良いものでも何でもないのです。各自治会単位でも構いません。日時と場所、人数が集まればどこでもお話に伺います。
横須賀市頑張らなくては!
参加した皆さまお疲れさまでした。皆様に感謝します。同時にこの活動に協力してくださる方を募集します。ともに頑張りませんか?未来の子供たちのためにも!
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