2024年11月18日月曜日

11月17日(日)活動報告


 11月17日(日)大楠小学校防災訓練活動報告

 

曇りから雨予報でしたが、とても暖かく過ごしやすい訓練となりました😄

大楠小学校での防災訓練は今回が初めてではなく、コロナ渦の間のお休みとなり、その前も何度か訓練に参加させていただいていました。


今回は「ペットと同行避難」に関してパワーポイントを使用し、40分という短い時間でしたが体育館でお話をさせていただきました。今回の活動に皆さんの支援を申し出ていただき、野田はるみ様を中心に心から感謝いたします。

今までの経験を生かし、作成した資料を今まで使用していましたが、今回、大楠小学校避難所運営委員の関係者がとてもかわいいイラストを多く入れてくだり、とても素敵な冊子に仕上げてくださいました。今まで、ずっと一人で色々と行ってきていましたが、今回は色々な所で助けていただきました。また横須賀市の行政の方々(危機管理課、愛護センター、横須賀市まちづくり政策課他)

ありがとうございました。とても嬉しかったです。

100部用意した資料が足りなくなるほど、多くの方々が参加してくださいました。

(もちろんペット関係以外の訓練もありました)




今回40分という時間のために、また今回の冊子に沿ってパワーポイントも修正し、

私も頑張りました(笑)

5分ほど過ぎてしまいましたが無事に終了し、質疑応答に入りました。

皆さん真剣に聞いてくださり、少しはお役に立てれば私も頑張ったかいがありました。

今回は、写真,動画の依頼もあり、これを今後の活動につなげられればと感じています。The Blue Incの三木様よろしくお願いいたします。

以前、近隣の場所で講演を行ったときに担当していた方も参加され、「講演を聴いて以降、こちらの町内も何とか頑張ろうとしたが、メインになってくれる人がいないため、その選出に苦戦している」とのことでした。その件についても少しだけアドバイスをさせていただきました。いつも講演は「ペットと一緒に避難」となっていますが、自分の被災地で見てきたこと、得てきたこと、ペット以外のことも全てを含めてお話しています。

何故なら避難所での円滑な運営のため、被災した方たちがスムーズに生活できるためです。実はこれが自分たちのペットにも影響を及ぼすからなのです。

私がいつも皆さんにお伝えしている「災害時は人間が優先です」という言葉には「飼い主さんが安心して安全に避難できて初めて自分のペットが安全に避難でき、管理することができる」ところにつながるのです。

今回この防災訓練では横須賀市動物愛護センターの方よりペット避難所のための「スターターキット」についての説明がありました。

大楠小学校避難所は今後モデル避難所となるようです。今まで20年間ずっと「ペットと一緒に避難」についてお話をしてきました。どれだけの回数をお話してきたでしょう。しかし何一つ実践までには至っていないのが現実です。唯一大楠小学校避難所が、横須賀市で唯一少し進んでいる所なのです。

課題は山積です。私が皆さんにお話してきたことは,同行避難に関してのずっと手前の話なのです。

早く本題に入りたいのが本音です。()

皆様お疲れ様でした。





#ペット防災

#今年今までに7回活動

#あと残すところ1

#頑張れ自分

#ボランティア募集中

#簡単には解決できません

2024年11月9日土曜日

三浦市総合防災訓練参加活動


 11月9日(土)10:00~12:00

三浦市初声小学校にて三浦市総合防災訓練が開催されました。

毎年極寒だったり、突風が吹いたり、色々天候が荒れることが多かったのですが

今年はさほど寒くもなく、お天気にも恵まれ、今までの中で一番穏やかな日となりました。

三浦市からは長年依頼を受け、色々な所で活動を行ってきました。

今回初声小学校は2回目となります。



いつも外での活動時には掲示物を展示するテントが必須となりますが、なんと当日、現地入りの時に「今日はテントがありません」との説明を受け・・・・・😓

「どうしたらよいのだろう」といろいろ考えた結果、机を2つから3つ増やし、

机の上に掲示物を展示することにしました。今回は特に時間を決めてお話をするわけではなく、自由に見て、質問して…というブースになりました。

「現在、新しい避難所運営を考え、昔の避難所での規約の見直しをしている、今後どうやったらよいのだろうか?」「ペットと同行避難に関してのひな型は無いのか?」などの質問に応じました。

あるペット飼育者は「荷物が多いし、チュールくらいしか用意していない、避難所でつないでおけばいいもの」と言った発言も聞かれました。

毎回このような発言を聞くと本当に20年この活動を行ってきて、心からがっかりします。

「一体自分の行ってきたことは何だったんだろうか」と。

「ペットは家族というならばその責任として災害時どうすることが必要なのか?在宅避難を選択することでどのようなリスクがあるのか?」

「自分だけ在宅避難をしても他の飼育者は?」

私の頭の中ではいつもこのような思いを巡らせています。




今回の訓練では自衛隊の方の「入浴セット展示」などがありました。

また自衛隊の方々が参加住民に対して炊き出し(豚汁)が用意され、皆さん召し上がっていました。

自身も多くの被災地で活動する中で、自衛隊の方々の活動を実際に目にし、頭が下がる思いでいっぱいです。だからこそ、自分たちの地域でしっかり日ごろから防災意識を高め、共助、自助を考えていかなければならないと、心から思うのです。

特にペット防災については飼い主さんの意識を向上させなければいつまでたっても進みません。

本日いろいろと準備していただいた三浦市の職員、神奈川県の職員の方ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。


#ペット防災を考える

#今必要な事

#三浦市総合防災訓練

#旧避難所運営の見直し

#大事な家族

#飼い主の責任

#あと2回で今年も終了

#BOW・WANボランテイア

#20年の歳月

#10月から休みなし







横須賀市中央図書館での活動

11月6日(水)14:00~16:00横須賀市中央図書館からの依頼にて
「大切なペットを守るには」~ペットの同行避難を考える
についてお話をさせていただきました。

今回先着60名までの枠を用意していただきましたが、残念ながら
平日の午後ということもあり、参加者は5名でした。
なかなか参加される方も時間的な部分で難しかったようです。WEBでの参加の問い合わせもあったようですが、資金的にかなり難しい部分もあります.
(全て無償で活動しているためご了承ください。)
猫飼育の方一名,他は犬飼育者でした。今回はその他のペットについての避難方法,また、避難できないペットについての管理方法などもお話しすることができました。
図書館のスタッフの方もアンケート用紙を作成していただいたり、とても色々な部分で支援していただき、今回ほど、安心して講演会を迎えることができたことはありません。

本当にありがとうございました。


人数は集まりませんでしたが、私は決してあきらめません。
なぜなら多くの悲しみ、別れを私自身被災地にて多く見てきたからです。同じ思いを皆さんにさせたくない!
このような気持ちだけで今まで活動しているのです。
災害時のペット避難に関してはそんなものです。
だから進まないのです。しかし、このままで決して良いわけではないのです。
災害が起きてから「家族なのに❗」「一緒に過ごせないなんて❗」と訴える。
自分にとって都合の良いものなど無いのです。人数が少なくても,いつも皆さんにお伝えすることは同じです。意識は変わることはありません。
長年,「ペットの避難所運営をするためには」の手前までのお話しで止まったままです。
そこから先の話には進めないのです。今年はあと3講演となりました。
毎回皆さんにお渡ししている「ペット防災カレンダー」も本日皆さんに配布することができました。
参加した皆様お疲れ様でした。 #ペットは家族 #ペット防災 #飼い主の意識を変える

#スタッフの方々に感謝 #坂本町防火・防災クラブ 防災クラブ




 

2024年10月30日水曜日

10月29日(火)女性のための防災勉強会


10月29日(火)14時~

横須賀市市民サポートセンターにて
横須賀市坂本町防火・防災クラブの方の依頼にて,女性だけの「お茶のみ防災勉強会」を行いました。今回は横須賀市汐入防火・防災クラブの方も参加され、総勢12人。
「お茶のみ?」と聞いて,「真面目にやって‼️」と言われる方もいらっしゃるでしょうが、代表渡辺は身近な問題からざっくばらんにお互いに話し合って,災害時避難所を少しでも快適に過ごしていただく。これを目的としているんです。
私は色々なところで、講演会を依頼されます。(全て無償です)
講演会って一方通行なんです。
だからペットのことは,本当に進まない😢😭
今回このような場を設けていただいた坂本町防火・防災クラブの方々,ありがとうございます。
ペット防災に関しては11月6日に横須賀市中央図書館にて,しっかりお話させていただく予定になっているため,(とは言うものの,45分も話してしまいました😅)ペットの同室同伴避難に関して,議員さん,動物取扱業の方SNSに取り上げているのを目にします。何故これができないのか?もお話をさせていただきました。「こうだったら良いのにな」私も思います。しかし,それが出来ない理由があるのです。そこを狙って注目を集める行為。それを目にした方々が「じゃあ大丈夫だよね」と思ってしまう😫
目に留まる、自分の都合のいい解釈、それを取り上げる方は「多くの注目目的」・・・だから進まないのです😠
災害時にそのようなうまく進む話は無いのです。

女性だからこそ避難所で気を付けなければならないこと、授乳中の方に知っておいて欲しい「ストレスと母乳の関係」「災害時の赤ちゃんの栄養」
「避難所での感染症対策」「避難所で過ごす注意点」「在宅避難とは」「要介護者の避難」等、私が今まで見て,体験してきたものをまとめてお話しました。
色々な質問,意見が出され14時~16時まででしたが、30分時間延長し、それでも話は尽きなかったのですが、今回は終了させていただきました。
人もペットも共に被災するんです。
皆さんのペット達は安心して過ごせるでしょうか?
もう一度考えてみてください。
参加した皆様お疲れ様でした。

#坂本町防火・防災クラブ
#汐入防火・防災クラブ
#お茶のみ座談会
#身近な事から
#より良いものに
#防災を考える
#共助とは





2024年10月21日月曜日

10月20日(日)11時~14時まで、葉山町合同防災訓練に参加しました。 前日とは,うって変わり、気温の急降下と,強風😨
大丈夫です😅 BOW・WANボランティアは色々な経験を積んできました(笑) 今回は出だしから、資料の準備をされていなかったアクシデントが😱 大丈夫です😅 そのようなことも想定して、前回のイベントで準備した残りを15部持ってきていました😊 そのほかに、「ペット防災カレンダー」を配布しました。皆さん「かわいいね」など好評で次々に持っていかれる方が多くいらっしゃいました。 13時~14時までの間、私はペット防災についての話を少しだけ。 あとはクレートトレーニングの実演を兼ねたお話を、今回葉山町住民であり、ペット防災危機管理士の協力を得て行いました。
我が家のあやめは(ジャーマンショートヘアードポインター)老犬となり引退したため、今回実演のデモ犬として、ワイマラナーのイルカちゃん,ジャーマンショートヘアードポインターのフレイアちゃんが参加しました。ありがとうございました。 今回も「BOW・WANボランテイアスタッフ2名で何とか行わなければ・・・」と意を決していたのですが、葉山町議員の星かよこさんが葉山町在住のペット防災危機管理士の方々に繋いでくださり、その方々の協力のもと




総勢WANsの協力者も併せて7名で行うことができました。本当に心から感謝します。 犬連れの方も多くいらしたのですが、13:00~のペット防災に関しての参加者は少なく、それでも「お話を聞きたい」という方が30分以上お待ちいただき、熱心に話を聞いてくださいました。寒いところ本当にありがとうございました。こちらのブースに立ち寄っていただいた方の中で「飼い猫をいつも外に出している。実際連れてなんか行かれないよ」などの方もいらっしゃいました。「猫は外に出さなくてもよい動物」であることをお話ししました。能登半島でもこのような飼育方法をいまだに行っている方が多くいらっしゃったのです。BOW・WANボランテイアは防災だけに特化することなく、飼育方法、管理方法などをお伝えすることによって、問題行動を悪化させてしまったりすることを防ぎ、生活面からの相談を受けて、環境改善をお伝えしたりしています。これが長い目で見たときに「飼育放棄させない街づくり」につながっていくのです。またある家族の方は「インコを飼っている」とのこと。鳥に関しての避難管理方法などをお話し、メダカを飼っている方にはメダカの避難、管理方法も・・・ 「災害時に人へ預ける」ことに関して何人かの方より質問がありました。預けることは反対ではありませんが、(高齢者、体の不自由な方など)安易に預ける風潮になってしまうことをとても危惧しているのです。そして「預けることのリスク」をお伝えしました。 「安易に人に預けることではなく、飼育者の責任を考えてほしい」という心強い意見をこちらに伝えてきた方もいらっしゃって、私自身長年この活動を行ってきて、少し心が温かくなりました。今回はほんの少しだけのお話で終わりましたが、 11月6日(水)14:00~16:00まで横須賀市中央図書館にて「大切なペットを守るには」の表題でもっと詳しくお話させていただく予定です。 公共の施設より一般のボランテイアへ依頼を出すことは初めてとのこと。こちらの方も本当にありがたく思います。もっと話が聞きたい方、色々質問をされたい方、どうぞご参加ください。参加される方は連絡をお願いいたします。


#ペット防災 #ペット防災危機管理士 #葉山町 #bow・wanボランティア #どんな困難にも #多職種連携 #ボランテイア募集 #住みやすい街づくり #飼育放棄しない街づくり #皆さんの協力に感謝です




2024年9月30日月曜日

9月活動報告







929()横須賀市三笠公園にて「動物フェスティバルよこすか2024」が開催されました。毎年このイベントは開催されますが、いつも強風で悩まされるイベントです。今回も気温的には低めの過ごしやすい気候でしたが、風が強く,掲示物の展示に苦労しました。「ペットと同行避難」について午前,午後と30分皆さんにお話しする時間がありましたが、

今回は一番人数的に少なめでした。ただ、集団でお話しするよりも,個々でお話しすることが多く対応に追われました。

今回はボランテイアが私と主人だけであり、主人は孫のイベントに午前中出席し、私一人での準備となりました。ところが一人で黙々と準備をしていると、なんと以前ペット防災の勉強会を主催されている坂本防火防災クラブの防災士さんが応援に来てくださり、本当に助かりました。「ありがとうございました」ここの坂本防火防災クラブでは色々な勉強会を企画していただいています。1029日にはお茶会形式での防災についての座談会、11月6日には2時間のペット防災の勉強会など予定しています。

今回ペット防災の話だけではなく、お昼ごろに「動物〇×ウルトラクイズ」を主催者より任され、そちらへ移動。今回はいつもの動物についてのレアなクイズではなく、「日本での動物の歴史、身近なペットたちを中心とした愛護に関連する問題」をたくさん用意してきました。が・・・・なんと1問目で全体の3分の2が敗退。

結局4問で決着。もっと優しい簡単な問題の方がよかったのかな?と少しだけ落胆してしまいました。このクイズが終了し、15分後私のブースで午後の部の「ペット防災」に関してのお話をさせていただきました。関心を示していただける大半がなんと横須賀市外の方にはちょっと驚きました。しかし「避難所はどこかわからない」「何も用意していない」との声も結構耳にしたのには驚きました。昼過ぎより雲行きが怪しくなってきましたが、雨にあたることなく無事終了しました。

今回のイベントでボランテイアとして新たな挑戦をしてみました。

それは今まで全てずっと無償で活動してきました。ちなみに今まで代表が活動している被災地支援活動は代表自身が全て賄っており、ボランテイア費用から捻出したことは1度もありません。ボランテイア会費年間一人2000円で今まで掲示物の印刷、資料のコピー、カレンダー配布、防災訓練依頼の現場への交通費など全て賄い、足りない分は代表が全て捻出してきました。しかし2人だけではなかなか厳しくなってきたため、活動に直接関われなくても、せめて寄付をしていただきコピー代、掲示物などの購入、交通費に使用させていただきたくお願い箱を設けてみました。

今回の寄付金額は\1545となりました。ご協力いただき本当にありがとうございました。全てはペットと飼育者が災害時に困らないため、飼育放棄させない社会にするため、殺処分0となる蛇口を閉める活動、そして「住みやすい街づくり」につなげようと15年間地道に活動してきました。初めての寄付のお願いでした。

今回話が聞けなかった方、またはもっと話が聞きたい方は116日(水)14:00~

16:00横須賀市中央図書館で開催される講演会の紹介もさせていただきました。詳細はまた後日告知させていただきます。

以上報告でした。ご協力いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。

ボランテイアスタッフは常時募集しています。何かしら手伝いできる方、どうか住民のため、そしてよりよい街づくり、防災に強い街づくりのためにご協力お願いいたします。

 

2024年8月23日金曜日

今年度の予定更新



皆さんこんにちは。今年は1月1日の能登半島地震から、8月にありました豪雨災害、南海トラフ関係の地震などがあり、改めて防災用品の見直し、避難所についての再確認、防災に関しての家族での話し合いを再確認されたのではないでしょうか?

BOW・WANボランテイアでは15年前より「ペットと同行避難」に関してのお話を住民の方にお伝えしています。

コロナ渦の中でも自治体より依頼はあり、積極的に進めている自治体関係からは防災訓練外の勉強会の開催なども依頼が入ってきています。

改めて、あと残り3か月にはなりますが、ボランテイアでの活動予定を更新させていただきます。


9月29日(日)動物フェステイバルよこすか2024主催:NPO法人横須賀動物愛護協会    

        場所:三笠公園             横須賀三浦獣医師会

10月20日(日)令和6年度葉山町総合防災訓練 場所:葉山町一色小学校

10月29日(火)横須賀市坂本町防火・防災クラブ:「女性のための避難所について」

         場所:横須賀市市民サポートセンター(お茶会形式)

11月6日(水)横須賀市坂本町防火・防災クラブ:「ペットの同行避難を考える」

        場所:横須賀市中央図書館2階視聴覚ホール

11月9日(土)三浦市総合防災訓練 場所:初声小学校

11月17日(日)横須賀市大楠防災訓練  場所:大楠小学校

12月22日(日)わんマルシェ 逗子 

            以上となります。

12月のわんマルシェに関しては詳細が決まりましたら追ってお知らせいたします。

9月29日の動物フェステイバルには、防災用品の展示、実際の管理の様子、今回の能登半島地震での活動状況、そこから見えてきた問題点などをお伝えする予定です。ぜひ参加してみてください。また各自治体関係の相談も受け付けます。代表渡辺はペットのことだけでなく人間の支援も長年行ってきています。特に在宅避難者について、避難所での健康管理、福祉避難所での運営支援、猫の捕獲作業、支援物資の配布、がれき撤去など、多方面で活動してきていますので、この機会にぜひお話しできればと思っています。

全て活動は無償で行っています。(交通費を除く)


 

2024年6月20日木曜日

今年初めての講演会ー「大切な家族(ペット)を守るには」ペットと同行避難を考える

 6月18日(火)、横須賀市坂本町町内会館にて、坂本防火、防災クラブ主催

「大切な家族を守るには」というテーマでお話させていただきました。

本来は2月に行うはずでしたが、2月は大雪警報のため延期となり、そしてこの日はこの日に限って「大雨」と言う何とも言えない天気となりましたが、今回は開催することができました。

防災クラブ13名、町内会長3名、一般3名。誰も欠席せず全員参加という、素晴らしい会となりました。本当にありがとうございました。

今回は能登半島地震での支援活動も含めて2時間はあっという間でした。今回はペットのことに関してもお話ししましたが、人間のことも含めてお話させていただきました。

これは「飼い主とペット」、「人とペットと避難所」を考える上にとても大切なことなのです。ペットだけの避難を重要視することはペットの受け入れ、ペットと同行避難を行うにあたってマイナス因子を作ることをペット飼育者の方に理解をしていただきたいのです。

参加した方からの質問「何故こんなに災害が多い日本なのにペットのことが進まないのか?」

「台湾などの地震の時はすぐに対処できたことが何故日本はできないのだろう」

私は「日本が平和すぎるからです。自分たちには何も起きない、誰かが助けてくれると思っているから」とお答えしました。

今回の能登半島地震も同じです。2007年に起きた能登半島地震。あれから17年、何か変わったことはあったのでしょうか?唯一石川県獣医師会が早くに行動に出たことでしょうか。

17年前の災害を踏まえて何故、同行避難ができなかったのでしょうか?

今回そのことに関してもお話させていただきました。

「ペットのことに関して誰に聞いたらよいのかわからなかった」

「どうして行くことが良いのか?」など不安を抱えたまま、なかなか前に進めなかったとのこと。

今回の話を聞いて不安が払しょくされたといいう意見が出ました。

今回参加してくださった皆さんは防災意識がとても高く、質疑応答などを聞いていても皆さんの防災に関する熱意を痛感しました。昔から頑張っていて今に至り、地道にやっていることは本当に強いものだと思います。私もこの話を初めて19年が経過します。

目立ったパフォーマンスはありません。ただただ思うことは「誰一人、自分が経験した被災地活動で見てきた悲しみを経験させないこと」なのです。

「ペットは家族」であるならば真剣に考えてみませんか?

横須賀市は色々な部分でまだまだ進まなくては、改善しなくてはいけないことがあります。まずは自分たちの身の回りの防災をしっかりと自分たちの地域で作り上げなければならないのです。

「誰かに頼めば」「誰かに預ければ」「誰かがやってくれることに便乗すれば」

自分たちで行わなければ何も始まらないのです。いつも投稿していること。

「今回の話は本題のずっとずっと手前のことなのです」これさえも進んでいない現実を

真剣に考えましょう!私は全面的に応援します。決して格好の良いものでも何でもないのです。各自治会単位でも構いません。日時と場所、人数が集まればどこでもお話に伺います。

横須賀市頑張らなくては!

参加した皆さまお疲れさまでした。皆様に感謝します。同時にこの活動に協力してくださる方を募集します。ともに頑張りませんか?未来の子供たちのためにも!