寒い中でしたが、今回は2組新しい方が参加しました。2組ともに防災訓練でこの活動を知っていただいた方の参加でした。
犬は飼い主さんの心情を細かに感じ取っています。犬に対して「怖いな」「大丈夫かな?」「吠えないかな?」と思って時点で犬は非常に緊張してしまいます。その結果、人間からすると「問題だな」「嫌だな」と思う行動を行ってしまいます。この行動に関しては犬自身は決して「困らせてやろう」なんて思っていないのです。飼い主さんの思い違いによって、犬に学習を積極的に行わせていることが多々あるのです。この件に関してお話しさせていただきました。
まずは何があっても「飼い主さんが一番!」になることなのです。これはいつもお伝えしている「日ごろのかかわり方」がポイントとなるのです。
集団のなかにあっても、「飼い主さんの指示に注目できるか?」「スワレ」ができるか?集中できるか? これは「飼い主さんと一緒に何かを行うことが楽しい!」「褒められた」「認められた」ということを犬が感じる経験によって培われることなのです。犬はいつも飼い主さんに認めてもらいたいのです。そのためには飼い主さんが「犬」という動物を知ることなのです。最初ほかの犬に吠えかかっていたり、落ち着かなかった犬たちも教室の最後には落ち着いて、飼い主さんに集中できるようになりました。たった、30分ほどのトレーニングで可能となるのです。指示の出すタイミング、誉めるタイミングを家に帰ってからも持続するように飼い主さんに頑張ってもらうことで、犬は正しく学習できるようになるのです。1月の教室の時には今回の教室とは全く異なって落ち着いて色々なことができるようになってくるはずです。今回はちょっとしたクリスマスプレゼントもお渡しして終了しました。参加してくださった皆さん、お疲れさまでした。
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