12月8日(土)葉山町一色小学校にて、本年最後の防災訓練に参加してきました。
開始時はとても寒かったのですが、日が当たり始めると暖かくなり、体育館よりも外の方が暖かく感じました。
今回「ペット参加型」の同行避難訓練でしたが、広報掲示物がわかりにくく、何と参加頭数は0でした。ペット飼育者の方は「連れてくればよかった」と残念がっていました。避難物品の説明。ケージの必要性、ケージの大きさなどの説明を、外で行い、体育館の中ではプロジェクターを使用して、「同行避難について」「同行避難を成功させるには?」「飼育者への日ごろの関わり方」「ペットの苦手の方々への理解」「猫について」などをお伝えしました。その後とってもおいしいカレーライスを炊き出し担当の方からいただき、各自の質問対応を行いました。その中で「今回の話はとても分かりやすかった。自分はペットが苦手だったが、話を聞いてとても共感できる部分が多々あり、今日は本当に参加してよかった」という言葉をいただきました。ボランテイアの講話は「決してペット飼育者からの発想でお伝えしない」ということです。これは責任者渡辺が人の看護師でもあり、動物取扱者でもあって、常に「住みやすい街づくり」「皆が納得するまちづくり」を念頭に考え、いろいろな避難所を回りながら色々な意見を聞き、それをもとに「自分たちの町では何ができるだろうか」を考えているからこそ出来ることなのです。
カレーライスの後、スープも提供されました。皆さんスープを飲みながら、「ケージに入る方法」「人間と犬との学習方法の違い」などをお伝えしました。ペット飼育者以外の方までが熱心に聞いてくださり感謝でした。さてこれで今年の防災訓練参加は終了となりました。
何と今年は10回の依頼を受け、講演を行うことができました。ここに来るまで、12年の歳月が流れています。もっと広がっていくと良いのですが、有名な方のつながりもありません。地道にコツコツと行っています。さて来週土曜日、13:00~無料しつけ教室、相談会を湘南鷹取西友広場にて行います。