2016年9月20日火曜日

9月17日 野比東小学校防災訓練での報告

皆さんこんにちは。

9月17日野比東小学校にて「ペットと同行避難」についてのデモンストレーション、「ケージの管理の必要性」をお話してきました。

防災訓練のほんの一部である為、お伝えしたいことは山ほどありましたが、時間の制限もあり、とにかく「管理の状態を知っていただくこと」「何を避難所では行わなくてはならないか?」

を中心にお話してきました。

皆さん「ケージが狭い」「こんなところでかわいそう」「大丈夫なの?」とボランテイアの飼育犬たちを見ながらおっしゃっていました。

「このようなところで管理するの?」という声も聞かれましたが、私は何度も「犬や猫たちは狭くて暗いところが一番安心するのです」「他の動物たちと隣り合わせでも、自分たちの場所がしっかり守られるのです」とお伝えしました。

防災関係の市会議員さんとも熊本の被災地での様子、今までの災害現場での様子などをお話ししたところ、「何をどうしたらよいのかわからなかった」と。

特にペットのことに関しては誰も「見たこともない」と。やっと10年細々と継続してきたこの活動に灯がともりました。このボランテイアの目的は「愛護とは」ということをお伝えすることなのです。

「動物を愛すること」「かわいそう、かわいいだけでなく、人間がしっかり飼育する動物のことを知ること→人間と動物との共生→飼育放棄を減らす」を考えるきっかけを作ること。

「ならばどうしたらよいの?」の窓口はこのボランテイアなのです。、災害時でも同じです。

熊本の震災で今、問題になっているのが「飼育していたペットを手放す飼い主が増えていること」実際、熊本県動物愛護センターが他県に引取りのヘルプを出しているのです。

なぜなら、熊本県愛護センターの収容数を超えていることだからなのです。「家族」と言っていたはずなのに・・・仮設住宅では「ペットはケージ内ならば飼育OK」のはずです。

「今回の参加してくださった住民の方々が少しでも、皆さんの家族である動物たちが、悲しい思いをさせないように、そして飼い主さんもつらい思いをさせないように」私たちはお手伝いさせていただきます。

もっと詳しい話は10月2日、三笠公園で開催される「動物フェステイバルよこすか」にてお話します。ぜひいらしてください。

雨予報であったこの日、天気予報は大ハズレとなり、お天気になりました。参加してくださった皆さん、そしてボランテイアの犬たちお疲れ様でした。

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