2025年10月30日木曜日

逗子市久木地区での活動報告

 


10月26日(日曜日)11時より,逗子市久木地区より依頼を受けて,「ペット防災」についてお話させていただきました。

数日前より「☔予報」それも「大雨になる」予報😨でした。朝より雨がぽつぽつと・・・ 予定では、「久木神社の青空教室」でしたが、急遽「地域活動センター久木会館」に変更。



ただ雨予報でしたので「参加者も少ないだろうと」思っていましたが・・・なんとなんと 予定していた椅子も補充するほど多くの方が参加してくださいました。参加した皆さん、暖かい豚汁とおにぎりを食べながら、とても良い感じで時間は流れていきました。 逗子市は、「ペット防災」に関してまだ浸透していないこともありましたが、皆さん真剣に取り組んでいただけました。 私は自分が実際に被災地で目にしてきたことを重点的に皆さんにお伝えしてきています。 机上の話しはいくらでもできますが、そこでうまく行かないこともあるのです。 例えば「同室同伴避難」。 ペットの飼育者は、それを望みます。では人が避難するスペースに無理が生じたときにどうするのでしょう? 自分は避難所閉鎖の活動も行ってきています。だからこそ、同室同伴避難は、難しいのです。 ではどうしたら良いのか? 色々な被災地を回ってきて一番うまくいく方法をお話ししているのです。避難所運営をどうしていくべきなのか?これも長年,動物取扱業を通しての経験からお伝えしています。 逗子市の住民の方々に一粒の種を今日蒔いてきました。 その種が行かされるか淘汰されるかは地域住民の方々次第です。 そしてもう一つ。 我ボランティアは、全て無償で行っています。(ほとんど代表のお財布からの捻出) しかし皆さんに配布するカレンダー,印刷物,依頼を受けて向かうガソリン代など、色々経費がかさみます😅昨年より皆様から少しだけでも支援をお願いするようにしました。 本日1500円いただきました。心より感謝致します。 本日はお世話になりました。次回もしお話しする機会があれば、皆さんでお茶を飲みながら、色々お話したいと思っています。 参加してくださった皆様、そして役員の方お疲れ様でした。

#ペット防災は地道に #すぐに大輪は咲きません #体験をお伝えします #逗子市ペット防災 #ペットは家族ならば

2025年10月25日土曜日

葉山町総合防災訓練



 10月19日(日)葉山町より依頼を受け「葉山町総合防災訓練・防災フェア」に参加させていただきました。

雨は?寒さは?と心配の中,小雨は時々ありましたが、無事に終了することができました。

葉山町は3か所の学校を毎年持ち回り制で行うため、今回は地域的に「ペットと同行避難」に関しては一番参加人数が少なかったように感じました😢

地域住民の方にお話を伺うと、「この地域は農家が多く、家の敷地自体も広いため、あえてペットと一緒に避難しようという意識が薄いのでは」とのこと。

ただ今まで私が色々な被災地を訪問してきた中でも、やはり自分の家だけで過ごすことの不安、情報が行き届かないことなどの発言も耳にしてきました。

実際昨年の能登半島地震での被災地では在宅避難者の援助を人もペットも避難所の方々よりも多くかかわってきた現実があるのです。

今回のお話の途中で突然「シェイクアウト訓練」が行われました。

本来予定としては13:30~だったのであえて11時30分~12時30分と設定したのですが、小雨が降ってきたたため突然前倒しにしたとのことでした。

しかし話が中途半端となってしまい、またなんの告知もこちらになく、私も驚きました。

残念でした。😔

もう一つ残念だったことは自治会関係者が少なかったことでした。

なかなか「ペットも家族」「ペットは当たり前に避難してくる」とわかっていながら、実際どのように行動に移せるかは、皆で学んでいただかなくてはならないのです。

今までいろいろな所でお話してきましたが、人間よりペットのことが未知であると私は感じています。だからこそ真剣に取り組んでいただきたく思うのです。


昨年より募金箱を設置しました。スタッフが少なくなり、活動費がごくわずかになってきています。講演会を依頼されそのためのパワーポイントの作成、打ち合わせのための交通費、資料作成代など経費がかなりかさんでいます。我ボランテイアはNPOでもありませんので補助金も何もないのです。皆さんに
配布している来年のカレンダーも実費です。
そんな中

このボランティアを応援してくださる方々が増え、

@ishii_pet_bousai ,@kayoko_hayama
@pari526lili
坂元町防火防災の井上さん、
色々工夫をしてくださったり、一人でも多くの方を呼びに行ってくださったり、
感謝感謝の1日でした。
毎回数人にお話ししたり、10人くらいにお話ししたりと,本当に地道に活動してきています。
一粒の種が実を結び,少しでも増えていく…そんな活動を21年間継続しています。
26日(日)は、逗子市久木地区でお話予定です。たぶん雨だと思いますが、雨でも室内で行います。
今回お手伝いしていただいた方々ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

#ペット防災を考えよう
#自助
#地道に
#決して目立つものではなく




#でもとても大事
#次に向けて
#経験してきたことを元に
#ペットのことなどはそんなものです




2025年9月25日木曜日

10月活動予定


 やっと秋らしくなってきました。夕方の散歩の時間も早めにスタートできるようになってきたのではないでしょうか?

さて10月から「ペット防災」についての活動が忙しくなってきます。

今回は10月10日(金)14:00~15:30横須賀にある「ウエルシテイ市民プラザ3階」にて「犬の飼い方講習会」を横須賀市動物愛護センターより依頼を受け、行なうことになりました。

昨年から始め,今回で4回目となります、今までは犬と一緒に行なっていましたが今回は座学です。じっくり飼い主さんとお話をしようと思います。

「飼い方講習会」とありますが、実はこれが「ペット防災」に関係していることなのです。

犬の適性飼育に関する話は、日ごろからの犬との関わり方が大きなウエートをしめています。

代表は動物取扱業(訓練、保管)、人間の看護師を所持しており、

ボランテイアの他に「シッターサービスBOW・WAN」というトレーニング、シッテイング、そして介護保険外の仕事も行っています。


10月の防災訓練では毎年開催している、葉山町からも依頼を受け、10月19日(日)
11時から14時 葉山町立上山口小学校にて「防災フェア」に参加予定です。

そして先日8月に、初めて逗子防災士の会より依頼を受け、勉強会を開催しその時に受講にいらしていた住民の方より新たに依頼を受け、急遽10月26日(日)11時から12時まで
逗子久木神社にて「ペット防災」に関してのお話をさせていただくことになりました。
10月は全て勉強会を除いて屋外にて行なう予定です。
それぞれの場所でそれぞれに応じて話す内容も替え、いつもお伝えしています。

以上よろしくお願いいたします。


2025年8月24日日曜日

後半期の活動予定


 9月1日は防災の日です。

これからのボランテイアの活動予定をお知らせいたします。

8月31日(日)9:30~10:30 

「ペット防災講座」逗子文化プラザ市民交流センター第3会議室

                    逗子防災士の会

10月19日(日)11:00~14:00

「葉山町防災フェア」葉山町立上山口小学校  葉山町

11月9日(日)ビッグレスキューかながわ(神奈川県・三浦市合同防災訓練)

        城ヶ島

11月16日(日)大楠小学校防災訓練

11月30(日)山崎小学校防災訓練

    以上となっております。

宜しくお願いいたします。



ペットに関する避難所以外の講演報告

8月18日(月)横須賀商工会議所において12:00~横須賀商工会議所女性会の方より依頼を受け、「災害時に女性が直面しやすい問題」をテーマにミニミニ講演を行いました。

代表渡辺は、ペットのことだけでなく、被災地の「今必要な事」に対応してきました。例えば、避難所での健康相談、ペット関係の飼育相談や環境相談、避難所閉鎖、家屋の片づけ、被災者の方のメンタル面での相談、援助、仮設住宅での健康相談や環境相談、援助、炊き出し、福祉避難所での勤務、介護施設への支援、在宅避難者への物資支援など・・・21年間活動してきているため、多方面での経験は豊富です。

その経験を通し、皆様にお伝えしました。





もちろん、「避難所でのペット管理」に関してもほんの少しだけお伝えしました。

当日は水道施設工事会社経営、こども園経営者、介護事業所経営者からのお話も伺ううことができました。

このような方々が連携を取り、発災しても協力し合って情報を共有し、日ごろから皆が困らない防災対策を考えていくことがとても大切なのです。

ペットのことも同じなのです。

大切な機会を与えてくださり、心より感謝申し上げます。

皆さまお疲れさまでした。

2025年7月28日月曜日

1年半ぶりの能登半島地震支援活動報告3:6月22日

 

622()

活動3日目。

いよいよ今回のメインイベントサポート。




「ラポルトすず」にて,ちゃりtea屋は,かき氷,焼そばからの

目玉焼き追加からのフランク追加からのベーコン追加からの「笑顔😄」を行いました。

こちらの施設の目の前には仮設住宅がたくさん並んでいました。

このイベントでは飲食関係は外での提供となっているため、この日の天候をとても気にしていました。雨風強くなる予報でしたが、当日は夕方から雨予報となったため、少し気持ちが

楽になりました。

しかし朝から風がやや心地よく吹き始め、薄曇り。

「良かったね~」は、最初のうちだけでした😅



10時開店

11時頃よりお客様が増え始めた頃から、

心地よかった風が、皆を恐怖に陥れる風に。

お客様がテントを抑えながら焼そばを受け取り、こちらは風でコンロの火があっという間に消えてしまうので、加熱の調整を図りながら,テントと商品を抑え・・・

しかしありがたいことに焼そば+目玉焼き+ベーコン+フランクのリクエストが多くありました。

お客様のオーダーが増えることと比例するように風は強風から暴風へ😭😭😭😭

安全を考慮し、昼過ぎから,販売を全て室内に変更していただきました。

外で必死に作り、室内へ移動

この繰り返しがしばらく続きましたが、

何となんと,120食全て完売

ご協力いただきありがとうございました。



かき氷は全体的に子供が少なかったこともあり、朝イチで氷購入の為に店に走ってくれた仲間には残念でしたが、22日よりも少なめで終了しました。

自然のいたずらにも屈することなく,

被災者支援活動を事故もなく、無事に終了することができました。

口から鼻から耳から,風のいたずらで汚れましたが、笑顔を絶やすことなく、

元気玉を送れたことと思います。

こちらの地域は、従業員が被災し、求人が足りず、土日祝日などコンビニでさえ休業又は時間制限があるのです。唯一1軒ある店にてミーテイングを行い解散。とそれぞれが帰路につこうとしたタイミングで、ポツリポツリとなり帰り道前が見えなくなるほどの豪雨となり、一時避難所開設(23日に閉鎖)までの雨となり、その中でそれぞれが帰宅。

今回の活動のボランテイアスタッフの中には今回の地震で被災し、仮設住宅から2名の方が参加してくださいました。

日をまたいで、翌日、23日午前3時、無事横須賀に戻ってきました。



1年半ぶりの能登半島支援活動報告2:6月21日

 2025.6月21日(土)

志賀町のベースよりこの日は珠洲のベースに移動。

志賀町より珠洲に入るまで輪島市の門前など2024年に何度も通った道を通り、1年半後の活動してきたところを確認してきました。大きな道路はある程度復旧してきていましたが、震災後の豪雨被害にて新たな被害もあり、本当に心が痛みました。

輪島市は1年半前とあまり変わらない光景が目に入ってきました。




この日は暑さとの戦いでした。

本日の活動は、珠洲市大谷にある、「みんなのスーパー,コミュニティースペース」にて

かき氷を住民の皆さんに提供するため10時から14時まで活動しました。

こちらは海沿いに面した集落です。




此処は小さな集落で

20人分位出せれば良いかな?くらいで、開始しましたが、次から次へと

集落の方々も声を掛け合いながらいらしてくださり、「あー、冷たくてすっきりした」と笑顔で家へ戻っていかれました。

災害ボランテイアの方もこちらで昼休憩をとるため訪れ、体をかき氷で冷やし、午後の活動に戻っていきました。

目の前が道路になっているため、色々な工事作業の方々の車も通りすぎ、私たちを発見し、戻ってくる作業の方々もいらっしゃいました。

作業員の1人に「午後から頑張ってくださいね」と声をかけると,「ありがとう我が家なんて全壊なんだ」と,笑いながら戻って行く後ろ姿を複雑な思いでじっと見送りました。




メロン、イチゴ、マンゴー,ブルーハワイ,練乳とあるなかで、人気はマンゴーでした。皆さん、暑さで顔を真っ赤にしながら氷を食べ、「美味しかった!」とホッとした顔で、また仕事場へ戻って行かれました。

一つの活動場所で、それも小さな集落で色々な方々に出会うことができました。

色々な方々でも皆「復興に向けて頑張っている」気持ちは一つ!

暑さの中、海の風が皆の背中を後押ししているような気がしました。






朝に購入した氷があっという間に足りなくなり、発災時よりずっと珠洲にて活動を行って、また発災時よりつながりのある「愛知人」の方にお願いし、追加の氷を持ってきてもらいました。(ありがとうございました)

ある作業員の方は「14時に戻ってくるから」とお願いされ、待つこと1時間。マンゴー+練乳がけを美味しそうに食べていました。

結局見込み20人から54人に

今回は100円以上のドネーション制。

集まったお金は,今回お店の出店に協力してくださった「みんなのスーパー」さんへ全額寄付させていただきました。

小さな集落でも,それぞれのコミュニティーの場所があり、皆助け合い,励まし合いながら生活していらっしゃいました。

終了後、こちらのキッチンスペースをお借りして,明日の焼きそばの袋だし、麺のほぐしを行い、

翌日の買い出し、準備、宿泊場所へ移動となりました。途中,昨年9月に発生した水害で、土石流となった場所,それによって流された家屋を見ながら、山道を進みました。通行止めの迂回道路は橋を新しくかけたところもあれば、今にも崩れてきそうなところがあり、あらためて地震後の豪雨被害の甚大さを感じたのでした。



珠洲のところへ行くまでの間、色々な仮設住宅を目にしてきました。


22日の活動準備のためかき氷の氷を購入するため色々な店を回りましたが
暑さの影響もあり、全ての店が売り切れ状態でした。

夜になり22日一緒に活動するメンバーと顔合わせ、打ち合わせを行いこの日は
お世話になっている「愛知人」のベースに宿泊させていただきました。


#復興に向けて

#人間模様

#能登半島地震支援

  #予想外の展開