2025年7月28日月曜日

1年半ぶりの能登半島支援活動報告2:6月21日

 2025.6月21日(土)

志賀町のベースよりこの日は珠洲のベースに移動。

志賀町より珠洲に入るまで輪島市の門前など2024年に何度も通った道を通り、1年半後の活動してきたところを確認してきました。大きな道路はある程度復旧してきていましたが、震災後の豪雨被害にて新たな被害もあり、本当に心が痛みました。

輪島市は1年半前とあまり変わらない光景が目に入ってきました。




この日は暑さとの戦いでした。

本日の活動は、珠洲市大谷にある、「みんなのスーパー,コミュニティースペース」にて

かき氷を住民の皆さんに提供するため10時から14時まで活動しました。

こちらは海沿いに面した集落です。




此処は小さな集落で

20人分位出せれば良いかな?くらいで、開始しましたが、次から次へと

集落の方々も声を掛け合いながらいらしてくださり、「あー、冷たくてすっきりした」と笑顔で家へ戻っていかれました。

災害ボランテイアの方もこちらで昼休憩をとるため訪れ、体をかき氷で冷やし、午後の活動に戻っていきました。

目の前が道路になっているため、色々な工事作業の方々の車も通りすぎ、私たちを発見し、戻ってくる作業の方々もいらっしゃいました。

作業員の1人に「午後から頑張ってくださいね」と声をかけると,「ありがとう我が家なんて全壊なんだ」と,笑いながら戻って行く後ろ姿を複雑な思いでじっと見送りました。




メロン、イチゴ、マンゴー,ブルーハワイ,練乳とあるなかで、人気はマンゴーでした。皆さん、暑さで顔を真っ赤にしながら氷を食べ、「美味しかった!」とホッとした顔で、また仕事場へ戻って行かれました。

一つの活動場所で、それも小さな集落で色々な方々に出会うことができました。

色々な方々でも皆「復興に向けて頑張っている」気持ちは一つ!

暑さの中、海の風が皆の背中を後押ししているような気がしました。






朝に購入した氷があっという間に足りなくなり、発災時よりずっと珠洲にて活動を行って、また発災時よりつながりのある「愛知人」の方にお願いし、追加の氷を持ってきてもらいました。(ありがとうございました)

ある作業員の方は「14時に戻ってくるから」とお願いされ、待つこと1時間。マンゴー+練乳がけを美味しそうに食べていました。

結局見込み20人から54人に

今回は100円以上のドネーション制。

集まったお金は,今回お店の出店に協力してくださった「みんなのスーパー」さんへ全額寄付させていただきました。

小さな集落でも,それぞれのコミュニティーの場所があり、皆助け合い,励まし合いながら生活していらっしゃいました。

終了後、こちらのキッチンスペースをお借りして,明日の焼きそばの袋だし、麺のほぐしを行い、

翌日の買い出し、準備、宿泊場所へ移動となりました。途中,昨年9月に発生した水害で、土石流となった場所,それによって流された家屋を見ながら、山道を進みました。通行止めの迂回道路は橋を新しくかけたところもあれば、今にも崩れてきそうなところがあり、あらためて地震後の豪雨被害の甚大さを感じたのでした。



珠洲のところへ行くまでの間、色々な仮設住宅を目にしてきました。


22日の活動準備のためかき氷の氷を購入するため色々な店を回りましたが
暑さの影響もあり、全ての店が売り切れ状態でした。

夜になり22日一緒に活動するメンバーと顔合わせ、打ち合わせを行いこの日は
お世話になっている「愛知人」のベースに宿泊させていただきました。


#復興に向けて

#人間模様

#能登半島地震支援

  #予想外の展開

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