2025.6月21日(土)
志賀町のベースよりこの日は珠洲のベースに移動。
志賀町より珠洲に入るまで輪島市の門前など2024年に何度も通った道を通り、1年半後の活動してきたところを確認してきました。大きな道路はある程度復旧してきていましたが、震災後の豪雨被害にて新たな被害もあり、本当に心が痛みました。
輪島市は1年半前とあまり変わらない光景が目に入ってきました。
この日は暑さとの戦いでした。
本日の活動は、珠洲市大谷にある、「みんなのスーパー,コミュニティースペース」にて
かき氷を住民の皆さんに提供するため10時から14時まで活動しました。
こちらは海沿いに面した集落です。
此処は小さな集落で
20人分位出せれば良いかな?くらいで、開始しましたが、次から次へと…
集落の方々も声を掛け合いながらいらしてくださり、「あー、冷たくてすっきりした」と笑顔で家へ戻っていかれました。
災害ボランテイアの方もこちらで昼休憩をとるため訪れ、体をかき氷で冷やし、午後の活動に戻っていきました。
目の前が道路になっているため、色々な工事作業の方々の車も通りすぎ、私たちを発見し、戻ってくる作業の方々もいらっしゃいました。
作業員の1人に「午後から頑張ってくださいね」と声をかけると,「ありがとう❗我が家なんて全壊なんだ」と,笑いながら戻って行く後ろ姿を複雑な思いでじっと見送りました。
メロン、イチゴ、マンゴー,ブルーハワイ,練乳とあるなかで、人気はマンゴーでした。皆さん、暑さで顔を真っ赤にしながら氷を食べ、「美味しかった!」とホッとした顔で、また仕事場へ戻って行かれました。
一つの活動場所で、それも小さな集落で色々な方々に出会うことができました。
色々な方々でも皆「復興に向けて頑張っている」気持ちは一つ!
暑さの中、海の風が皆の背中を後押ししているような気がしました。
朝に購入した氷があっという間に足りなくなり、発災時よりずっと珠洲にて活動を行って、また発災時よりつながりのある「愛知人」の方にお願いし、追加の氷を持ってきてもらいました。(ありがとうございました❤)
ある作業員の方は「14時に戻ってくるから」とお願いされ、待つこと1時間。マンゴー+練乳がけを美味しそうに食べていました。
結局見込み20人から54人に。
今回は100円以上のドネーション制。
集まったお金は,今回お店の出店に協力してくださった「みんなのスーパー」さんへ全額寄付させていただきました。
小さな集落でも,それぞれのコミュニティーの場所があり、皆助け合い,励まし合いながら生活していらっしゃいました。
終了後、こちらのキッチンスペースをお借りして,明日の焼きそばの袋だし、麺のほぐしを行い、
翌日の買い出し、準備、宿泊場所へ移動となりました。途中,昨年9月に発生した水害で、土石流となった場所,それによって流された家屋を見ながら、山道を進みました。通行止めの迂回道路は橋を新しくかけたところもあれば、今にも崩れてきそうなところがあり、あらためて地震後の豪雨被害の甚大さを感じたのでした。
珠洲のところへ行くまでの間、色々な仮設住宅を目にしてきました。
#復興に向けて
#人間模様
#能登半島地震支援
#予想外の展開
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