10月2日、三笠公園にて「動物フェステイバルよこすか」に参加してきました。
朝は肌寒いくらいの気温だったので「動物たちにはよかった」と安心していたのもつかの間、昼ころにはとてもよいお天気となってしまい、
かき氷がとぶように売れていました。
BOW・WANボランテイアは「ペットとの同行避難」をテーマとして、防災用品、パネル展示、実際の避難所のデモを行いました。
今回私がとてもショックだったことをお伝えしようと思います。
犬連れ、または飼育者の方に声をかけてみました。「災害時ペットのことを考えて準備は大丈夫ですか?」と・・・
「大丈夫です。準備はしています」と答えた方→0でした。そして皆さんの答えは「何も考えていません。準備していません」と。
太陽の暑さよりも私はこの返事を聞いて、倒れそうになりました。
東日本大震災、熊本地震・・・そして今言われている南海トラフ地震。「ペットは家族なんです。」「どこへ行くのも一緒なんです」
ならばなぜ準備をしないのでしょう?「ではどうするんですか?」の問いに「ねーどうしましょう」と。
今回からもちろん今までどうりに、そろえるもの、どうやって避難したら良いか?もお伝えしましたが、「自分たちの避難所がペット受け入れ可、否かを防災委員、または町内会長に聞いてください」
「避難所運営マニュアルには保健衛生班にペット管理が盛り込まれています。ならばどうして運営するのか?」を知っておくことが必要です。と付けるようにしました。
私がそれぞれのところに働きかけていくことはとても大変なのです。ならばペットを飼育している方のコミュニテイーを作りそこから避難所運営に働きかけていく方向をとらなければ、第1歩が出ないのです。
さて今回は意を決して「横須賀市獣医師会」へ質問してみました。「災害時どのような動きを獣医師会としては決めているのでしょうか?」と。
回答「横須賀市との契約で放浪犬、猫を捕獲すること」・・・だけ。再度「では避難所などに管理されているペットたちに関して、たとえば飼育困難、病気の動物などの対応は?」の問いに
「無い」と・・・
残念ながら飼育者で管理です。だとすると、「準備してません」では本当に困るのです。新しい課題が今回生まれました。皆さん、特に関心が高かったのは「ケージ管理がどれだけ犬猫が安心してすごせるか?」ということでした。
何度もお伝えしますが、「集客、場所の設定をしていただければ、お話に伺います。資料の準備はそちらで依頼しますが、他はすべて無償で引き受けます」
次回は16日、平成町の住宅展示場でしっかりお話しする時間をもらっています。そのほかに動物たちのふれあいを行いますので、ぜひいらしてください。
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