地震大国ですから、次の大きな地震はいつ来てもおかしくない!と思っていなければなぁ…と思っています。
改めて、人間とペットの避難グッズを確認していただきたいと思います。
必要なものは揃っているか…
賞味期限は切れてないか…
避難場所は何処か、同行・同伴避難は可能か…
ペットの避難グッズで、絶対に忘れないでいただきたいのが、ケージとケージに被せるバスタオルやシーツのような大きな布です。
避難所に避難しても、ケージは用意されませんので、各自で持ち込むことになります。
猫や小動物・超小型犬であればケージに入れて避難できますが、中・大型犬は無理ですので、まずは避難していただき、安全が確認されてからケージを取りに行くことになります。
人間もそうですが、避難所でお隣さんが丸見えって嫌ですよね?
ペットたちも隣の子や向かいの子、外の様子が見えると気になってストレスになってしまいます。それを防ぐため、布をケージに被せて他の子が見えないようにします。
暗くて可哀想と思うかもしれませんが、落ち着ける個室になります。
もちろん、いきなり入ってはくれないので、各自トレーニングしていただくことになります。
ケージに入るハウストレーニングは日常生活でも重要になってきます。
車移動・動物病院での受診や入院・ホテルなどの預かり・ペット可の宿泊施設の利用など、色々な所で使います。
また、来客時など邪魔されたくない時にも使います。
実際はケージを重ねるので、布製よりも プラスチック製を推奨します。
BOW・WANボランティアでは、多くの飼い主さんや自治会担当の方に同行・同伴避難を理解していただき、混乱する中でもスムーズに避難所運営していただきたいと思っています。
そのために、PowerPointを使っての講演会・避難訓練での実演をしたりしています。
気になったら、まずはご連絡ください。
コロナ禍でなかなか避難訓練が行えない状況ではありますが、少しずつコロナ前の日常に戻れるように、願っています。