2017年3月21日火曜日

3月の活動報告

暖かい3連休も終わりました。

3連休初日に13:00~14:00まで活動を行いました。

今回はスタッフ2名に対して3種類の異なった問題行動の相談を受け、1時間という短い時間の中それぞれにアドバイスを行いました。

他人に対して、ほかの犬に対しての吠えがひどく、場合によってはかみつき行動のある犬が3匹、ほかの犬に対して好奇心が旺盛で、非常にテンションの高い犬、そして半年以上この教室に通い続け、最初はアイコンタクトも取れず、非常に臆病な犬が(保護犬)、今は周囲にテンションが高い犬がいようと吠えかかられようが、しっかりと飼い主さんの指示に従えるようにものすごい成長を見せている犬たちが参加しました。

私がいつも皆さんへお伝えしているのは、「いくら有名な訓練士が飼い主さんの犬をコントロールしようとも、飼い主さんと愛犬の関係がうまくいっていなければ、ゼロに等しいのです。」愛犬が「お母さん、お父さんは最高だ!」と感じることがとても大切なのです。「最高だ!」は愛犬の要求することに従うことではありません。まず飼い主さんが「犬という動物を知ること」から始まります。飼い主さんが感じているように愛犬は感じていません。なぜなら異なる動物であるからです。

しかし犬は人間との関係をとても求める動物なのです。いつも飼い主さんのことを気にしている、しかし飼い主さんがちっとも犬のことを理解しないで、勝手な人間からの考え、思い込みで愛犬を扱っていると、愛犬は間違ったことを学習してしまいます。そして非常に不安になる。そこから他人、犬に吠えかかる行動を起こすようになる。全く飼い主の存在を気にしなくなる。どんどん悪循環を繰り返してしまうのです。あなたの愛犬はいつもあなたのことを見ています。この教室は飼い主さんのための勉強する場なのです。飼い主さんが心を変えることで愛犬は変化します。今まで「そう思っていた」ことが実は愛犬に問題行動を進めていた。なんてことも発見する場なのです。「失敗したら恥ずかしい」なんて思わないでください。私もたくさん失敗をして、多くの人の前で恥ずかしい思いをしてきました。だからこそ、このような教室を始めようと思ったわけです。たった1時間という短い時間ですが、何かを学んでいかれる場にしていきたいと思っているのです。11で大丈夫な犬は今度は集団の中でのトレーニングを行う場でもあるのです。色々な刺激の中でいかに飼い主さんが愛犬にとって魅力的であるか否か?を試せる場でもあるのです。

次回は415日(土)13:00~14:00 

湘南鷹取西友広場です。参加自由です。予約はいりません。お待ちしています。


 

2017年3月4日土曜日

広報はやま3月号に掲載されました!


皆さんこんにちは。少しずつ春が近づいていますね。
さて、昨年11月に葉山一色小学校で行われました宿泊型防災訓練にボランティアも参加しました。今回昨年の防災訓練を振り返り葉山町役場よりインタビューを受け、「広報はやま3月号」
に掲載されました。
東日本大震災から今月で6年を迎えます。いまだに飼い主さんの所へ戻れない犬、猫達が多くいるのです。そして昨年の熊本地震では11ヶ月経過した今も「飼育困難」と判断して飼い主さん達がなくなく諦め、手放しているのが現実なのです。「自分の所は大丈夫」という考えでなく、「備えあれば憂いなし」「お互い助け合い、守る」という気持ちを口の聞けない愛するペット達のために真剣に考えてほしいです。よろしくお願いします。
代表 渡辺智子